寝違え
目が覚めた瞬間から首が痛い!!
誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
そのうちよくなるだろうと…と放置してしまうことも。
ひどいときは首が全く動かせず仕事や家事など日常に差し支えてしまうことも…。
寝違えはどうして起きるのでしょう?
どうして寝違えは起きるの? 寝違えの原因とは?
「寝違え」は医学的な病名ではなく、正式には「急性疼痛性頸部拘縮」といいます。長時間不自然な姿勢で寝てしまったりすることで首に過度なな負担がかかり、筋肉や靭帯などに負担がかかり、痛みや動かしにくいといった症状が現れると考えられています。
不自然な姿勢で寝てしまう原因寝返りを打つ回数が少なくなって首に負担がかかる姿勢が長く続いたり、枕などの寝具が合っていないことが理由にあげられます。
寝違えのケア方法
寝違えが起きてしまったら、まず痛みのある部分を安静にすることが大切です。無理に動かそうとしたりぐりぐり触ることも危険です。特に痛みが出る方向へは動かさないようにしましょう。炎症がひどくなり、より痛みが増す場合があります。
痛みが出てすぐは一時的に冷湿布やアイスパックなどで冷やすことで痛みを和らげることができます。ただし長く冷やすと血行が悪くなり回復が遅くなってしまうので、10分にとどめておきましょう。
またお風呂などで温めるのは炎症が落ち着くまでしばらく控えます。このように安静にしていると、ふつうは数時間から1週間ほどで徐々に痛みが和らいでいきます。
ですがあまり我慢してしまうと違う箇所に負担がかかってしまう場合もありますので、無理なく医療機関に受診することも大切です。